スチュワート好投も連勝ストップのソフトバンク… 「とことんツキがなかった」無得点の打線に松中信彦氏が言及

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2023.9.28(木) 06:44

ソフトバンク・藤本博史監督 (C) Kyodo News

◆ 「正面をつく打球が多かった…」

 ソフトバンクは27日、オリックスとの試合(京セラD大阪)に0-1と敗戦。先発のスチュワート・ジュニアは6回1失点の好投を見せるも、打線の援護なく6敗目を喫した。

 先発のスチュワート・ジュニアは初回、二死満塁のピンチを背負うも6番・安達了一を空三振に抑えなんとか無失点で切り抜ける。しかし続く2回に、先頭の7番・若月健矢に初球の甘いストレートを左翼席に運ばれ先制のソロを浴びる。その後は追加点を許さず、スコアボードに「0」を並べ続け、6回111球、3安打、1失点と試合を作り味方の援護を待った。

 スチュワート・ジュニアを援護したい打線だったが、オリックス先発の山﨑福也の前にゼロ行進が続き、8回まで5安打無得点と抑え込まれてしまう。なんとか追いつきたい9回だったが、2番手・平野佳寿に三者凡退を喫しゲームセット。今季12度目の零封負けを喫し、2位死守へ向け痛い敗戦となった。


 オリックス・山﨑福也に抑え込まれた打線について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の松中信彦氏は「打線は本当に“ツキがなかった”ですね。正面をつく打球が多かったですし、6回の野村大樹の併殺も抜けていればヒットだったと思うんですけど、山﨑福也の好フィールディングに阻まれました。良いバッティングだっただけにもったいなかったですね」と良い打球を放つもことごとく運に恵まれなかった打線についてコメント。

 また好投を見せたスチュワート・ジュニアについて「今季は崩れないですね」と松中氏。「3ボールになっても、四球を出して崩れていかないところに成長を感じます。なかなか勝ち星に恵まれないですけど、このような投球は大切だと思うので次は勝ってくれると思います」と昨年からの制球力の成長について言及した。

 同番組に出演した平松政次氏は「内容的にはしっかりと試合を作っているので、首脳陣からは信頼を勝ち得ていると思いますよ」と大型右腕の投球を高評価した。


 零封負けで勝率5割に逆戻りの2位・ソフトバンク。4位・楽天まで1ゲーム差と混戦極めるCS圏内争いが続くなか、負けられない戦いが続いていく。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】「とことんツキがなかった…」 2023/09/28 オリックス対ソフトバンク ハイライト


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