【西武】隅田知一郎が6回4失点で10勝目を逃す「調子は今年一番よかったのですが…」

スポーツ報知

  • ニュース

2023.9.24(日) 21:48

6回2死一、二塁、マーウィン・ゴンザレス(右)に左越え3ランを浴びた隅田知一郎

◆パ・リーグ オリックス4―1西武(24日・京セラドーム)

 悔やんでも悔やみきれない。0―0の6回1死。西武・隅田知一郎がカウント2―2から投じた147キロの低め速球を森がとらえた。ライナー性の打球は左翼フェンスをギリギリで越える先制ソロに。普段は感情をあらわにしない左腕が、マウンドでロジンバックをたたきつけて悔しがった。2死後、連続四死球で2死一、二塁のピンチを招くとゴンザレスに左越えへ3ランを被弾。肩を落とした。

 キレのある速球にチェンジアップなど変化球を織り交ぜて5回まで3安打、7奪三振、無失点。山本と互角の投げ合いを演じていただけに、6回の失点が悔やまれる。「調子は今年一番よかった。山本さんは日本一の投手。負けられない中で打ち取り方とかはよかったのですが」と悔しがった。

 9勝9敗で今季はあと1試合に登板する見通しだ。「隅田にとってもまた成長できることがあったのでは。本人も悔しさがあるでしょうし、次に生かしてくれるのではないかと思います」と松井監督。チーム4人目となる10勝目へ、ラスト1試合にすべてをかける。

関連ニュース

【西武】山川穂高 出場停止対象外の3軍戦中止に
【西武】今季5度目の4連勝に松井稼頭央監督「状態はいいと思います」
【西武】平良海馬がチームトップの11勝目 規定投球回数到達「先発の仕事はしっかりできたと思います」
【西武】田村伊知郎が好救援で勝利に貢献「自分のベストを尽くそうとやった結果」
【西武】源田壮亮が2回先制の左前適時打「先制できてよかったです」

記事提供:

スポーツ報知