◆パ・リーグ　オリックス６―２ロッテ（２０日・京セラドーム大阪）

　優勝マジックを２としていたオリックスが、２位・ロッテとの直接対決を制し、３年連続１５度目（阪急時代を含む）のリーグ優勝を成し遂げた。中嶋聡監督は胴上げされ、本拠地で５度、宙を舞った。以下は中嶋監督の共同会見コメント要旨。

　―３連覇達成から少し時間が経過した。

　中嶋監督「はい、実感といいますか、胴上げ終わりましたんで、勝ったなという感じですかね」

　

―本拠地で勝って決めた。

　「そうですね、それを目標にやっていましたし、本当にそれが実現できて、本当にうれしい」

　―きょうも、つないで勝った。

　「本当に奇跡のようなつながり方で、あそこまで連打が打てるとは思わなかった。よく全員でつないだと思います」

　―２位に１４・５差。

　「ゲーム差とか本当に何も思わず、どこのチームも強かったですし、本当に苦しい戦いばっかりでしたが、それでも選手たちが本当に頑張ってくれて、１つ１つ目の前のゲームを勝ってくれたのが、そういう結果になったと思います」

　―山本投手中心にチーム防御率トップ。投手陣の頑張りについて。

　「はい、本当に数字通り、素晴らしいピッチングだったと思いますし、なかなかコンディションがそろわない時もありましたが、みんな最低限の仕事といいますか、つないで、本当に失点を少なく終わってくれたのが勝利につながったと思います」

　―山本投手のほか良かった投手は。

　「いや、もう、数を挙げたら、きりがないですね」

　―打線もチーム打率がリーグトップ。

　「一度つながりだしたら、素晴らしい打線になりますし、ここにきて調子がよくなってきた選手もいます」

―育成と勝利を両立した。

　「いや、もう、選手の頑張りだと思います。頑張っているので使いたくなるし、その選手がしっかりと戦力となり、結果を残す。ホント、選手の頑張りだと思います」

　―ポストシーズンへポイントは。

　「いや、もう、やってきたことをそのまま出しますし、これからいろいろ考える事ありますし、絶対に日本シリーズまで行きたいと思いますので、また、みんなで考えてやっていきます」

　―３連覇にどう導いた。

　「難しい（質問）ですね。３連覇というのは、本当にまあ、正直な話、本当に難しいことだと思っていましたし、できるとも、ちょっとは思ってましたが、思いっ切りは思っていなかったですね、はい。だけど、選手がどんどんどんどん成長していくなかで、今年の途中ぐらいですかね、春過ぎぐらいに、苦しんでいましたけど、成長する姿を見たときに、これはいい位置にいけるなと思いました。あと、本当に選手たちが考える野球を自分たちでしっかりやってくれた結果だと思いますし、それがいい方向に向かっているのかなと思います」

　オリックスは１０月１８日から本拠地でクライマックスシリーズ最終ステージ（オリックスにアドバンテージ１勝）に臨む。

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