◆パ・リーグ　西武１―２ロッテ（１８日・ベルーナドーム）

　あとわずかだった。１点リードの９回。クリスキーがつかまった。２死二塁で安田が右前打。愛斗が本塁へ好送球するも、二塁走者の和田がヘッドスライディングで本塁に突入。セーフの判定に松井監督がリクエストしたが、判定は覆らなかった。

　９回、１０回、１１回と走者を出すも得点につながらず。特に１１回は１死三塁と絶好のサヨナラ機をつくったが、あと１本が出なかった。１２回２死三塁でボーの投じたスライダーが外角へ大きくそれるも古市が捕り切れず、決勝点を献上した（記録は暴投）。惜敗に松井監督は「選手がよくやってくれた」とねぎらった。ボーの暴投の場面にも「こういうことはありますからね。別に古市が悪いわけでもないし、責任を感じなくていいと思います」と今後に期待をかけていた。２カード連続の負け越しとなり、ロッテ戦３年連続の負け越しが決定。残り１３試合に全勝しても勝率５割にとどまることから、今季の勝ち越しもなくなった。

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