◆パ・リーグ　日本ハム６―１ソフトバンク（１７日・エスコンフィールド）

　日本ハムはソフトバンクに連勝し、５カードぶりの勝ち越しを決めた。

　先発の根本悠楓投手は５回２／３を２安打無失点で今季２勝目。新庄監督は「あのスライダーはなかなか、決まれば打ちづらい」と決め球を高評価。一方で、５つの四死球を与えた内容にも触れ「もっといい投球ができると思う。もったいないところがありましたよね。投球のコツをつかめば、２ケタ勝てる投手だと思う。投球術を身につけてほしい」とさらなる向上を求めた。

　２回２死一、三塁では奈良間がセーフティーバントを成功させて先制。三塁側に転がった打球を、投手の和田がグラブではじいてオールセーフとなった。奇襲を成功させた指揮官は「（三塁手の）リチャードくんが後ろに下がっていて、和田くんが（一塁へ送球するためには）捕って回転しないといけない。エスコンは打球の転がり方が難しい。（守備側が）慌てて悪送球というところもあるので」とサインの意図を明かした。

　この日はエスコンフィールド史上最多となる３万４０３５人を動員した。新庄監督は「うれしいっすよ。（２０２８年開業予定の）Ｆビレッジ前駅が出来たら、相当また入ってくるだろうし。（将来）優勝争いしていたら、あと１万席ぐらい増やしてもらわないと」と上機嫌だった。

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