【西武】平良海馬が最多三振奪取投手賞獲得へ意欲「個人的には最多勝よりも価値がある」

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2023.9.15(金) 15:09

16日のロッテ戦へ向けた練習でアンダースローを披露する西武・平良海馬投手(カメラ・秋本 正己)

 西武・平良海馬投手が15日、最多三振奪取投手賞の獲得へ向けて意気込みをみせた。三振は「前に飛ばない、絶対にアウトになる手段」とこだわりを持つだけに、そのタイトルも譲れないところ。現在、リーグ3位の138奪三振で146個で1位のロッテ・種市を射程圏内にとらえる。「個人的には最多勝よりも価値があると思います」と言葉を強めた。

 この日は先発する16日のロッテ戦(ベルーナドーム)へ向けて同球場で練習。チームで2ケタ勝利一番乗りを果たし、22イニング連続無失点で3連勝中と好調の右腕はマウンドからのピッチングでは弾道測定分析機器を用いて、ボールの回転数などをチェックした。「いつも通り変化球の曲がり具合などを確認しました」と説明した。

 14日に阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた瞬間は動画で見届けたという。「優勝するためにやっていて、本当にうらやましいなと思いました。みんながちゃんと仕事をすれば、できることだと思います」としみじみと語った。優勝の可能性は消えたが、CS進出の望みは残っている。「まだCSがあると思うんで、そこに向けて頑張りたいです」と気持ちを高めていた。

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