楽天、4カード連続の勝ち越し 3位ソフトバンクと1.5差、2位ロッテも射程圏

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2023.9.10(日) 18:09

3回に右前適時打を放つ楽天・村林一輝 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 4 - 6 楽天 ○
<20回戦・PayPayドーム>

 4位の楽天は、敵地での3位・ソフトバンク戦に2勝1敗で勝ち越し。これで4カード連続の勝ち越しとなり、3位・ソフトバンクとのゲーム差を再び1.5に縮めた。

 楽天打線は初回、2番・村林の右越え適時二塁打で先制。その後もソフトバンク先発・板東の乱調につけ込み、6番・辰己の左前適時打、8番・小郷の押し出し四球で2点を加えた。2回は4番・浅村の左前適時打で4点目。3回は村林が2打点目となる右前適時打を放ち5-0とリードを広げた。

 しかし3回裏、打線の援護を受けた先発・荘司が一挙4失点。3番・柳田に右越え2ランを浴びるなど一気に5安打を集中され、試合はたちまち1点差となった。それでも荘司は1点リードを死守し5回8安打4失点で降板。6回以降は救援陣がピンチを招きながらもゼロを刻むと、8回表に相手のバッテリーミスで貴重な6点目を加えた。

 2点リードの9回裏は松井裕が無失点で締めリーグトップの益田(ロッテ)に1差に迫る33セーブ目(1勝3敗)。5回4失点の荘司は4勝目(3敗)を手にした。

 楽天は敵地での接戦を制し4カード連続の勝ち越し。今季通算59勝61敗で借金2となった。現時点で2位・ロッテとは3.5差。12日からは14日間で13試合を消化する(10連戦含む)変則日程が組まれており、CS進出をかけた戦いは佳境に入る。

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