【日本ハム】上沢直之「粘り切れず悔しい」上々出だしも7回途中6失点KO

スポーツ報知

  • ニュース

2023.9.9(土) 05:05

7回無死一、三塁、マウンドを降りる上沢直之

◆パ・リーグ 日本ハム0―6西武(8日・エスコンフィールド)

 リベンジは果たせなかった。日本ハム・上沢直之投手(29)が8日の西武戦に先発し、7回途中117球で6失点(自責5)KO。8月25日(ベルーナ)の対決で土をつけられた相手先発・平良に再び投げ負け、8敗目を喫した。

 滑り出しは上々だった。完封勝利を挙げた1日、オリックス戦の勢いそのままに、初回からスピンの利いた直球、カーブ、フォークで獅子打線を翻弄(ほんろう)した。建山投手コーチも「安心して見ていられる」と評したように、5回までに4度の3者凡退、被安打1と寄せ付けなかった。

 しかし両軍無得点の6回。2死無走者から外崎に甘く入ったツーシームを左中間席へ運ばれた。続く7回は突如2四球と乱れ、そこから3連続適時打。1死も奪えず降板となり「粘り切れず悔しい」と下を向いた。

 カード初戦に敗れ、5位・西武との差は1・5に広がった。それでも今季はここまで158回1/3と“イニングイーター”ぶりを発揮し、18年の自己最多165回1/3、目標に掲げてきた180イニングも視界に捉えている。「最後、尻上がりにシーズンを終えたい」と語ってきた右腕。やられたままでは終われない。

関連ニュース

【日本ハム】「谷口きゅんBALLPARK発」世界がまだ見ぬ宿泊体験で心も体もデトックス
【日本ハム】マルティネス、来季も残留 「勝負強い打者は大好き」新庄監督も絶大の信頼
【日本ハム】新庄剛志監督が万波中正の1番固定を明言「3本差なので」HR王争いへ打席増狙い
【日本ハム】新庄剛志監督「打てないと思ったから仕掛けようと…」4回先制機の走塁トリックプレー失敗に言及
【日本ハム】加藤貴之が9日西武戦で2週間ぶりに先発「初回から全力で」…復帰予定から3日スライド

記事提供:

スポーツ報知