投打振るわず鷹に痛恨の負け越し…週末はホームで首位攻防、解説陣が挙げたキーマンは?

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2023.9.8(金) 07:44

ロッテ・山口航輝 (C) Kyodo News

◆ 中村奨吾に見えた「迷い」

 ロッテは7日、敵地でのソフトバンク戦に3-7で敗戦。カード負け越しで3位・ソフトバンクに「2」ゲーム差まで迫られただけでなく、試合のなかったオリックスの優勝マジックを「14」に減らしてしまった。

 逆転Vを諦めないためにも、そして下位にこれ以上詰め寄られないためにも負けられないロッテ。この日は初回からグレゴリー・ポランコの適時打や山口航輝の14号2ランなどで幸先良く3点を先取する。

 しかし、その後は1回から4回まで1点ずつを奪われて逆転を許し、7回には3番手・岩下大輝が捕まって3失点。打線も2回以降は相手の投手陣を攻めきれず、3-7で敗戦を喫した。


 あと一本が出ずに敗れたロッテについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「正直(相手先発の)東浜も良くは見えなかったんですけど……その中でロッテがチャンスで一本出なかった」と中盤に2度のチャンスを作りながら、攻略につなげられなかった攻撃に言及。

 坂口智隆氏も「1点が入るシチュエーションでも全部が全部打てたりはしないんですが、何とか凡打でも1点を取る準備がこういう場面では必要」としたうえで、特に5回一死二・三塁の場面で中村奨吾が一飛に倒れたシーンについては「思い切って引っ張るのか、おっつけてライトへフライを打ちたいのか、どっちかなという感じもした。もっと思い切って行っても良かったんじゃないかな」と語り、迷いの見える打席だったと振り返った。


 8日からは本拠地に首位・オリックスを迎える負けられない3連戦が控える中、番組では最後に低調な打線の起爆剤としてとして山口航輝の名前がキーマンとして挙がった。

 7日の試合でも初回の2ランを含む3安打2打点の活躍を見せた若き大砲に、田尾氏は「オリックスのピッチャーはすごいですからね。そのピッチャー陣に対して、山口がどんなスイングをするのか楽しみ」とし、9月は6試合で打率.381・3本塁打と好調な23歳に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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