◆パ・リーグ　オリックス３―４西武（６日・ほっともっと神戸）

　オリックスは今季５戦５勝と相性のよかったほっと神戸で２連敗。５安打無得点に終わった前夜に続く４安打の貧打で準本拠地での今季最終戦を落とした。

　４点を追う８回１死満塁から森が押し出し四球。２死後、宗の三ゴロをトンネルする適時失策で１点差に迫り、なおも２死一、二塁。「何とか後ろにつないでいく意識でしたけど…」と集中した杉本だったが、二ゴロに倒れた。適時打は９月５試合でわずか３本、２０イニング連続で出ていない。月間打率は１割６分２厘。それでも「兆しがちょっと見えたかなと。上がり目かなと思いますけど」という中嶋監督の言葉を信じたい。

　２位・ロッテが敗れ、優勝マジックは１つ減って「１５」となった。「残り試合が少ない（２３試合）わけですから。マイナスのことを言っても、しょうがない。もうプラスしかない。全員で『そこ』を目指すしかない」と指揮官。最短Ｖは１７日。ゴール手前で少し、苦しんでいるだけだ。（長田　亨）

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