【西武】山川穂高内野手に無期限の公式試合出場停止処分「深く反省しています」
スポーツ報知
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2023.9.4(月) 14:45
西武は4日、強制性交の容疑で書類送検され、嫌疑不十分で不起訴となった山川穂高内野手(31)を無期限の公式試合出場停止とすることを発表した。また、飯田光男球団本部長も役員報酬を一部自主返納する。
山川は昨年11月、東京都内のホテルで当時20歳代の知人女性に性的暴行をしたとして強制性交の疑いで5月28日に書類送検され、8月29日に嫌疑不十分で不起訴となった。今回の騒動を巡っては5月11日に「文春オンライン」が報道すると、球団は翌12日に「総合的に判断し、コンディション的に抹消」として出場選手登録を抹消。以降、山川は埼玉・所沢市の球団施設で3軍の練習に参加している。国内FA権取得まで17日としているが、無期限の公式試合出場停止処分を受けたことによって、今季中の取得は不可能となった。
球団は以下の通りコメントを発表した。
山川穂高「この度はファンの皆様、球団、NPB及びスポンサーの関係者をはじめとした皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、おわびいたします。捜査機関には、当初より事実をお話させていただき、全面的に捜査に協力してまいりました。今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています。この件に関する球団から下されました処分内容に関しまして真摯に受け止め、今後は、一つ一つ目の前のことに取り組み、再びチームの役に立てるように地道に練習に励みます。これまで応援を寄せてくださったすべての皆様、また、プロ野球界の全てのファンの皆様に、心からのお詫びと感謝の気持ちを申し述べます」
奥村剛球団社長「当球団所属の山川穂高選手の件に関して、ファンの皆さま及び全ての関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、深くお詫び申しあげます。検察庁の判断としては不起訴処分となりましたが、球団として今回の事態を重く受け止め、本人の猛省を促すべく、上記の処分といたしました。当球団では、地域・社会から信頼され、ファンの皆さまから愛される強い球団となるため、「西武ライオンズ憲章」を定めております。この憲章の精神に則り、ファンの皆さま及び全ての関係者の皆さまの信頼回復に努めてまいります」
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