【西武】走魂賞8月度の投票受付中 隅田知一郎、与座海人、岸潤一郎がノミネート

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2023.9.4(月) 11:38

8月2日のソフトバンク戦、試合を締めガッツポーズする与座海人(カメラ・岡野 将大)

 西武は「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の8月度の投票を受け付けている。投票は球団公式サイトのファンクラブ会員専用マイページの「アンケート回答」から。7日16時まで。

 1軍部門では隅田知一郎投手、与座海人投手、岸潤一郎外野手の3選手、2軍部門では菅井信也投手、牧野翔矢捕手、児玉涼輔内野手、滝沢夏央内野手の4選手がノミネートされた。首脳陣のノミネート理由と選手のコメントは以下の通り。

【1軍部門】

 隅田知一郎投手 8月9日の日本ハム戦(エスコンで)プロ初完投初完封を記録。自身最多132球での完封はスローガンを体現する投球だった。

 「すごくありがたいのですが、びっくりした方が第一です。前回、(高橋)光成さんが受賞して投手でも可能性があるんだなと思っていました。9月もノミネートされるような結果を残したいです」

 与座海人投手 8月2日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)で今季初完封勝利を飾った。厳しい暑さの中、2安打に抑える見事な投球で、まさにチームを完走させる投球をみせた。

 「(高橋)光成も前月受賞してものすごくうれしそうだったので、僕も取りたいと思っていたのでノミネートされてうれしいです。ファンの皆さま、よろしくお願いします!」

 岸潤一郎 打撃面以外でも「走魂」というスローガンのもと、最後の1アウトまで諦めず、声を出す姿がある。守備面でも「とにかくアウトを取るんだ」という意識が強くそれを体現し続けている。どこにいても全力でプレーする選手。グラウンドでもベンチでも「チームを勝たせよう」と強く思うその姿勢が8月4日のオリックス戦(ベルーナドーム)でのサヨナラ本塁打につながったのではないか。普段の姿勢を野球の神様が見ていたかのようで、コーチ目線でもうれしい一打だった。

 「チームの勝利のために1試合1試合頑張ってきた結果が評価されたのだと思います。これからもチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」

【2軍部門】

 菅井信也投手 投球回数やスタミナはまだまだパワーアップしていくと思うが、夏の間も良いパフォーマンスを見せてくれた(8月は投球回数11回で自責点は2)。春先に比べて球速、スタミナも上がり、チームが完走するための力を備えつつあるところから推薦した。

 牧野翔矢捕手 右肘手術明けのリハビリから支配下復帰を目指してずっと頑張ってきた。厳しい環境の中でも目標に向かって走り続ける姿を、走攻守から感じることができる。8月はいずれにおいても結果を出しているということから、推薦した。月間打率2割8分2厘を評価した。

 児玉亮涼内野手 暑い中で試合に出続けているということとその中で一切気を抜かないプレーを評価。厳しい環境の中でも同じパフォーマンスを出し続け、走攻守いずれも貢献度が高かった。ファームでは2盗塁、マルチ安打3回を含む12安打。塁上でも、次の塁を狙う気持ちが常に前面に出ている。

 滝沢夏央内野手 児玉同様にこの暑さの中で試合に出続けることができた。その中でのパフォーマンスも良い。前回の選定理由は『塁に出ても「走りますか?」と一塁コーチに聞いてくるように常に「前へ、前へ」という気持ちがある』というものだったが、その姿勢はしっかり保たれている。月間15安打を放ち、2盗塁を決めた。

※走魂賞とは

チームスローガンの「走魂」をチーム全体に意識づけるため、スローガンに見合ったプレーなどで貢献した選手を監督やコーチが候補として選出し、最終的にファンクラブ会員の投票によって1軍・2軍それぞれ1人ずつ決定する。

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