【ソフトバンク】“オセロ脱出”で9日ぶり貯金1 3か月ぶり先発の森唯斗が復活の2勝目 オスナ節目の20S

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2023.9.3(日) 16:36

ソフトバンク先発の森唯斗(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 西武2―3ソフトバンク(3日・ベルーナドーム)

 3位・ソフトバンクが連勝で2カード連続の勝ち越し。白黒が交互に続く“オセロ脱出”に成功し、9日ぶりに貯金1とした。

 1軍では3か月ぶりの先発となった森唯斗投手が力投した。2回には外崎に一時同点のソロを浴びたが、4回までに打たれたヒットはその1本だけ。140キロ台前半の直球やカットボールなどを丁寧に制球した。初めて先頭打者に安打を許した5回も1死二塁から西川を二ゴロに打ち取るなど無失点。今季から本格的に先発転向の右腕が6回途中3安打1失点で2勝目を挙げた。

 1点リードの6回2死一、三塁でリリーフした2番手・又吉は自己最速の150キロ直球で外崎を一邪飛に仕留め、見事な火消し。8回には松本裕が蛭間の左犠飛で1点を失ったが、1点差の9回は守護神・オスナが締めて来日2年目で初の20セーブ目をマークした。

 打線は初回に柳田の内野ゴロの間に先制。1―1の3回には9番・甲斐が2戦連発となる10号決勝ソロを放ち、2年ぶり自身4度目の2ケタ本塁打に到達した。4~6回は毎回三塁まで走者を進めながら、あと一本が出なかったが、7回2死三塁から4番・近藤が中前適時打で追加点。1日には同一球場で3試合連続完封負けを喫した“鬼門”ベルーナDで接戦を制した。

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