◆パ・リーグ　ソフトバンク―オリックス（３０日・福岡ペイペイドーム）

　ソフトバンクの内野守備が乱れた。

　３点ビハインドの２回。１死から若月の打球を処理した三塁・野村勇が一塁に悪送球。その後、２死二、三塁から有原が宗に右翼線への２点二塁打を許すと、続く中川圭の打球は左前へ。左翼・近藤が猛チャージをかけ、二塁走者・宗は三塁を回ったところでストップした。近藤の送球をカットした三塁・野村勇は打者走者の中川圭が一塁を回っていたため、アウトにしようと二塁送球。ランダウンプレーとなり、ボールは二塁・三森から一塁・増田に送られた。

　しかし、本職が外野の増田は打者走者をアウトにすることに集中したのか、三塁走者となった宗を見ることはなかった。中川圭が一、二塁間で挟まれている間に宗が生還。中川圭はアウトになり、２回のオリックスの攻撃は終了したが、宗のホームインは認められ、この回３失点（自責なし）。リードを６点に広げられた。

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