オリックス・山下舜平大が緊急降板 5回まで4安打無失点も初10勝目はお預け

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2023.8.26(土) 15:47

山下舜平大 [写真=北野正樹]

◆ 球団は「腰の張り」と降板理由を発表

 オリックスの山下舜平大投手(21)が26日、本拠地・京セラD大阪でのロッテ戦に先発登板。初回に自己最速の160キロをマークするなど5回まで4安打無失点と好投していたが、6回の投球練習中にアクシデントを訴え緊急降板した。

 初の10勝目を目指し、初回は3者連続奪三振の圧巻スタート。3番・中村奨への初球に自己最速となる160キロをマークした。2回は一死満塁のピンチを招くも、8番・田村を投ゴロ併殺に仕留め無失点。3回以降もゼロを並べ、同じく5回まで無失点だったロッテ先発・西野と投手戦を演じた。

 0-0で迎えた6回のマウンドにも一度上がったが、投球練習を途中で止めベンチに向かって異常を訴えた。治療のためベンチ裏に下がり、再登板することなく中嶋監督は2番手・比嘉をコール。山下は5回72球、4安打無失点、4奪三振1四球の内容で交代となり、同点時での降板だったため初の2ケタ勝利達成はお預け。球団はその後、山下の降板理由が「腰の張り」であると発表した。

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