◆パ・リーグ　日本ハム６―２楽天（２２日・エスコンフィールド）

　最下位の日本ハムは４位・楽天に６―２で勝利し、連敗を２で止めた。

　初回から打線が奮起した。まずは０―０の１回１死二塁から３番・マルティネスが相手先発・早川のチェンジアップを捉えて先制の中越え適時二塁打。４番・清宮も右中間への連続タイムリーで続いた。更に２―０の２死二塁から６番・郡司が左翼席へ豪快な２号２ラン。待望の本拠地初ホームランは出場２３試合ぶりの一発となり、一挙４得点の猛攻となった。

　２点差に迫られた６回は、再び郡司が早川から左翼席へ特大の３号ソロ。プロ入り後初となる１試合２発でリードを広げた。

　投げては先発の加藤貴が６回で９安打を浴びながら２失点と粘投。７回は河野、８回は山本拓と池田、９回は石川へとつなぎ、リードを守り抜いた。

　加藤貴は自身２連勝で７勝目。今季カード別で最も対戦していながら未勝利だった楽天戦で、待望の初白星を手にした。

関連ニュース

・【日本ハム】加藤貴之が６回９安打２失点の粘投で７勝目の権利「早い回で降りてリリーフ陣に申し訳ない」
・【日本ハム】マルティネスが先制二塁打「ストライクゾーンを狙っていた」連敗ストップへ
・【日本ハム】郡司裕也が確信の２号２ラン　楽天・早川隆久との「早慶対決」制す　新庄剛志監督ニッコリ
・【日本ハム】仙台育英＆慶大ＯＢの郡司裕也「最高のカード。（応援は）中立で」２３日の甲子園決勝に熱視線
・【日本ハム】「守護神・田中正義」誕生の裏に鉄腕の金言　直球とフォークの２球種で勝負するスタイル確立…担当記者コラム