ロッテ戦に先発した楽天・則本昂大 (C)Kyodo News

● 楽天 3 － 4 ロッテ ○
＜19回戦・楽天モバイル＞

　楽天はロッテとの接戦を落としこのカード1勝2敗。2カード連続の負け越しとなり、3位・ソフトバンクとのゲーム差を縮めることはできなかった。

　楽天打線は2点を追う5回、先頭の8番・太田が左前打で出塁すると、続く村林が中越えの適時二塁打を放ち1点差。続く1番・辰己の一塁内野安打で無死一、三塁とし、2番・小深田の中犠飛で追いついた。続く小郷は三振に倒れるも小深田が二盗に成功。二死二塁で4番・浅村が中前適時打を放ち逆転した。

　先発の則本は6回まで2失点。しかし1点リードの7回、1番・荻野に同点適時打を許し、7回途中8安打3失点で降板した。同点の9回は守護神・松井裕に託したが、こちらも荻野に決勝適時打を浴び今季3敗目（1勝27セーブ）。打線は8回の一死満塁の好機で無得点に終わるなど、6回以降も再三チャンスは作ったものの追加点を奪えなかった。