◆パ・リーグ　ソフトバンク３―２西武（１９日・福岡ペイペイドーム）

　ジンクスを払拭（ふっしょく）した。１点を追う５回。１死二塁から谷川原の左中間適時二塁打で追いつくと、なおも１死一、三塁から牧原大のセーフティースクイズ（記録は一犠打野選）で勝ち越し。２日に完封負けした与座を撃破した。１８日に石川がノーヒットノーランを達成。偉業の次戦は１９、２２年と完封負けが続いていたが、今回は連勝した。藤本監督は「昨日（１８日）は楽な勝ち方をして、今日は接戦をものにしたというのは明日につながる」と喜んだ。

　球団創設８５周年・ドーム開業３０周年を記念した専用ユニホーム着用の「ダブルアニバーサリーデー」はこれで５戦５勝。同ユニホーム着用試合は敵地でも２勝１分けで“無敗継続”となった。同じく専用ユニホームを着用する毎年恒例の「鷹の祭典」は２年連続で１勝８敗と大きく負け越したが、限定イベントでは無類の強さを誇る。試合前にはイベント出演のため訪れたサファテ氏が２日連続で声出しを担当。指揮官は「２連勝はサファテ効果ですね」と笑った。（中村　晃大）

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