◆パ・リーグ　ソフトバンク８―０西武（１８日・ペイペイドーム）

　ソフトバンク・石川柊太投手がノーヒットノーランを達成し、今季４勝目を挙げた。球団では昨季の東浜に続き、２年連続。育成出身では１９年９月の千賀（ソフトバンク）以来２人目の快挙となった。ＮＰＢでは史上８８人、９９度目。ヒーローインタビューに立った石川は通算１５００安打を達成した柳田悠岐外野手とお立ち台に上がり、周囲への感謝を口にした。以下は一問一答。

―おめでとうございます

「ありがとうございます」

―大記録を達成してどんな気持ち

「できると思っていなかったと言ったらあれですけど、本当にいろんな運が重なって、こうして野手の方がいっぱい点取ってくれて気持ちよく投げられたんじゃないかなと思っています。本当に感謝しています」

―達成の瞬間は

「自然と笑みがこぼれたのもそうですし、チームの勝利に貢献できたというところで一つホッとできた瞬間でしたね。あの時は」

―意識したのは

「毎試合、ノーヒットノーラン目指してやって初回にヒット打たれて、『なんだよ』みたいな投球をしている。意識というよりは、この打者、この打者を抑えるんだという気持ちで投げていたんで、最後まで意識はそんなにしていなかったかもしれないですね」

―積み重ねの結果か

「そうですね、はい」

―９回の大歓声は

「あの声援が力になったのは間違いないですし、本当にありがとうございました」

―フライアウトが２ケタを超えたが、投球を振り返って

「インコースのストレートを、試合前にも（甲斐）拓也と色々話し合って、投げていこうというところで、それでアウトを取れたのが大きいですし、拓也が引っ張ってくれたので、ありがたかったです」

―狙い通りの投球か

「四球があるんで、まだまだだなというところもあるんですけど、良いところは良いところで自信にして、反省するところは反省して次にいかしたいと思います」

―好投しながら勝ちがつかなかった時期もあった

「これで次の投球良くなくて、『あれだけかよ』と言われたら野球選手として、なんだって自分も思うので。次も同じような投球ができるように頑張りたいです」

―喜びは誰に伝えたいか

「いやまあ応援してくれるたくさんの人、その人のおかげでマウンドに立てているのは間違いないですし、全ての支えてくれている人に感謝したいなと思います」

―史上８８人目。改めて今、ファンに祝福されて

「この瞬間というのは忘れられない瞬間なので、そこに一緒に居て下さったファンの皆さんに感謝したいと思います。今日はありがとうございました」

―シーズン終盤に向けて意気込みを

「ここまで本当にもう一つのピッチングが多かったので、ここから何とかチームを勝利に結びつけられるようなピッチングができるように頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

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