痛恨被弾でカード負け越しのソフトバンクに池田氏「責める訳じゃないけど…」“点の取られ方”を指摘

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2023.8.14(月) 06:54

ソフトバンクの藤本博史監督 (C) Kyodo News

◆ 「ちょっと気持ちが下がってしまうような…」

 ソフトバンクは13日、本拠地での日本ハム戦に3-5で敗戦。3カードぶりのカード負け越しとなった他、勝利した2位ロッテとのゲーム差が4に広がってしまった。

 この日は試合前まで自身2連勝中と好調だったスチュワート・ジュニアが先発マウンドに上がったものの、5回までに5安打1被弾を食らい4点のビハインドを背負う苦しい展開に。

 追いつきたいソフトバンクは6回に近藤健介の18号2ランで反撃の狼煙を上げると、7回にも増田珠の適時打で1点差まで迫ったものの、8回に登板した松本裕樹が野村佑希から痛恨の11号ソロを浴びリードが2点に拡大すると、最終回を田中正義に締められゲームセットとなった。

 最下位相手に痛い負け越しを食らったソフトバンクだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏は「最近は点の取られ方があまり良くないんですよね…バッターの方も多少波はありますけど点を取って、あともう一押しという所で(離されてしまう)」とチーム状況を解説。

 続けて同試合の勝敗を分けたポイントとして「やっぱりね、追いついていくんですけどそこで1点取られてしまった」と8回に注視すると、「松本を責める訳じゃないんですけども、こういう1点差に追い上げた所で点を奪われてしまうと、終盤残りイニングも無い中でちょっと気持ちが下がってしまうような…」と同場面での一発がチームにもたらした影響を語った。

 54年ぶりの12連敗を脱出し、3年ぶりのリーグ制覇に向け気を取り直したいソフトバンクだったが、首位まで9.5ゲーム差をつけられている上に4位楽天も3ゲーム差に迫っているなどチームを取り巻く空気は決して明るくない。

 3年ぶりのリーグ制覇に向け、池田氏は最後に「ちょっとひと踏ん張りが足りないなという感じですよね…チームとして何かもうひとつ前に出なきゃいけないんでしょうね」と語り締めくくった。

 
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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