楽天・岸孝之 (C) Kyodo News

○ 楽天 5 － 0 オリックス ●
＜17回戦・楽天モバイル＞

　楽天が首位・オリックスに快勝。借金は再び「3」となり、3位・ソフトバンクとの3.5ゲーム差を保った。

　先発の岸は初回、二死一、二塁と得点圏に走者を背負うも、5番・頓宮を空振り三振に仕留め無失点スタート。2回以降はテンポ良くアウトを重ね二塁ベースすら踏ませなかった。開始が大幅に遅れる難しい試合だったが、9回108球、5安打無失点の快投。今季5勝目（3敗）を2年ぶりの完封で飾った。

　打線はオリックス先発・山﨑福に対し2回、5番・阿部が2号ソロを左翼ポール際へ運び先制。6回は3番・小郷の中堅への適時二塁打で2点目を奪うと、阿部の左前適時打で3点目を奪った。さらに一死一塁で、代打・鈴木大が4号2ランを右翼席へ。阿部はこの日も4打数4安打2打点と大活躍し、これで出場4試合連続マルチ安打とした。

　この試合は18時開始予定だったが、遠征先の福岡から仙台に移動した楽天のチーム用具車が高速道路の事故渋滞に巻き込まれ、開始時間が2度変更。19時46分にようやくプレーボールがかかった。