【ソフトバンク】“今が旬”の三森大貴、今季初の先頭打者弾 2回には適時打「最高の結果」

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2023.8.11(金) 19:43

1回無死、先頭打者の三森大貴が右越えに同点の3号ソロ本塁打を放つ (カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム(11日・福岡ペイペイドーム)

 今が旬の男がチームに勢いをもたらした。1点を追う初回先頭。三森は上沢の146キロ直球を思い切りよく振り抜いた。「とにかく塁に出ることだけを考えて打席に入りました。結果的には完璧に捉えることができ、最高の結果となってくれました」。自身17試合ぶりとなる3号同点ソロは今季初、通算5本目の先頭打者アーチ。先取点を奪われた直後にひと振りで悪い流れを断ち切った。

 2回は甲斐の左前適時打で勝ち越し、なおも無死満塁で右前適時打。この回先頭からの5連打で難敵をのみ込み、三森は「いい流れの中で思い切ってスイングができました」と静かに笑みを浮かべた。

 今季は開幕から正二塁手の筆頭候補として期待されながら、2軍スタート。6月になった段階で打率1割2分8厘と1軍昇格後も低調だったが、後半戦は復調して二塁の定位置をつかみ取った。「しっかりタイミングが取れていると思います」。この日の試合前で2割7分3厘まで上昇。このまま打ち続ける。

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