【西武】ブルックス・クリスキー投手が入団会見「すぐにでも試合に入っていける」

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2023.8.3(木) 15:10

西武入団が決まり新しいユニホームに袖を通したブルックス・クリスキー(カメラ・秋本 正己)

 西武に入団が決まった前ロイヤルズのブルックス・クリスキー投手が3日、埼玉・所沢市の球団施設で入団会見に臨んだ。

 新助っ人は「私はブルックス・クリスキー、BKです」と日本語であいさつ。「昨年ベイスターズさんで日本の野球を経験していましたし、日本での生活も自分だけではなく奥さんもすごく楽しむことができましたので、また日本に帰ってくる機会をくださったライオンズの皆さんにすごく感謝していますし、ライオンズという歴史のある球団でプレーする機会をいただけたことにすごくうれしく思います」と笑みを浮かべた。

 西武は7月上旬、セットアッパーの森脇が右上腕動脈閉塞(へいそく)症で離脱。その穴を埋めるべく、昨年DeNAで中継ぎを務め18試合で1勝1敗1セーブの成績を残した右腕を補強した。190センチ、86キロの長身から投げ下ろす速球とフォークボールを軸にした投球が持ち味。「走者を塁上に置いた状態であったり、前の投手が残した状況をしっかりと助けられるような仕事をしっかりやっていきたいと思いますし、1イニングだけではなくて、回またぎということもいとわずにやっていきたいと思いますし、とにかく何よりもチームの勝ちに貢献できるようなピッチングをしていきたい」と抱負を口にした。渡辺GMも「日本でやっているだけあってすぐに対応できそうなところはあると思うし、セットアッパー的な、試合が左右するようなとこで登板して、結果を出してほしいなと思います」と期待をかけた。

 初めてのパ・リーグで対戦したい打者としてソフトバンクの柳田を挙げた。「日本版のマイク・トラウト選手というような噂は聞いてますので、そういった将来的に殿堂入りするような素晴らしい選手と対戦できることを楽しみにしています」と言葉を弾ませた。準備は万端。「自分のコンディションもいいですし、もうすぐにでも試合に入っていける体のコンディションでもあります」と新天地での登板の機会を見すえていた。

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