喜ぶ日本ハム・新庄監督 (C) Kyodo News

　日本ハムはロッテとのシーソーゲームを制して、今季初めてとなるロッテ戦でのカード勝ち越しを決めた。3回途中から緊急登板した新助っ人右腕、ジェームス・マーベル投手が5回無失点の好投で来日初勝利をマークした。

　先発した上原は3点リードの3回。無死満塁から4番・山口に投手強襲のタイムリー内野安打を浴びて降板。なおも無死満塁のピンチで緊急登板となったマーベルは5番・中村奨に中前適時打、続くブロッソーに左犠飛を浴びて同点としたが、後続を打ち取り勝ち越しは許さず。直後の4回、一死満塁からマルティネスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功すると、続く野村の右犠飛でリードを3点とした。

　マーベルは5イニングを投げて無失点と、4回以降は得点を与えず。緊急登板でも落ち着いた投球でロッテ打線をねじ伏せ、来日初白星を手にした。