オリックス・宮城大弥 [写真＝北野正樹]

○ オリックス 3x － 2 楽天 ●
＜15回戦・京セラD大阪＞

　オリックスは今季6度目のサヨナラ勝ち。貯金は今季最多の「20」に到達し、日本ハムに敗れた2位・ロッテとのゲーム差を「5」に広げた。

　オリックスは序盤から追いかける展開。それでも5回と7回は、2番・宜保が2打席連続で中前適時打を放ち2度追いついた。先発の宮城は、今季7勝とはならなかったものの6回6安打1失点の好投。2－2の同点となった8回以降は阿部と平野が1イニングずつゼロを刻んだ。

　すると同点のまま迎えた9回裏、二死無走者から2四球と内野安打で満塁の好機を作ると、代走から途中出場していた茶野が劇的なサヨナラ打を中前へ弾き返した。自身初のサヨナラ打となった育成4位ルーキーは、歓喜のウォーターシャワーに笑顔。白星は平野につき、守護神は今季3勝目（1敗16セーブ）を手にした。