ソフトバンク・有原航平投手が８月１日の西武戦（ベルーナＤ）に先発する。

　この日はペイペイＤで投手練習に参加。ベルーナＤでは６月３０日の登板で８回２安打１失点と好投。苦手にしていた同球場で８年ぶりの白星を挙げており「以前よりはいいイメージで、いいイメージというか普通に臨めるとは思うので、前回みたいに頑張りたいと思います」と力を込めた。

　８月は第２週から５週連続で６連戦が組まれているなど、気温の上昇とともに疲労がたまってくる時期だ。先発“４本柱”の１人として期待されている有原はローテ通りにいけば、７週連続で火曜日に相手チームのエース級投手と投げ合うことになる。西武・高橋、オリックス・山本ら難敵ぞろいの戦いが予想されるが、「相手でどうこうはないですけど、カード頭で大事なところを投げさせてもらっているということはあるので、本当にチームのために１イニングでも多く頑張りたいなという気持ちです」と闘志を燃やした。

　今季、３年ぶりの日本球界復帰。調整遅れから１軍合流は交流戦からとなったが、球団５４年ぶりの１２連敗を止めた有原は今や“エース”と呼べる存在だ。首脳陣の信頼に応えるべく、覇権奪回へ勝負の８月に突入する。

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