
◆パ・リーグ 楽天5x―4西武=延長10回=(30日・楽天モバイル)
楽天は今季3度目のサヨナラ勝ちでカード勝ち越しを決めた。8年目の村林一輝内野手(25)が初の劇打を放ち、7月は15勝7敗と最大13あった借金を4にまで減らした。
大歓声に後押しされるように打球は左中間へぐんぐん伸びて抜けていった。4―4の延長10回無死二、三塁。村林は水上の高く浮いたスライダーを仕留めた。歓喜のウォーターシャワーでずぶぬれになったヒーローはこれで4戦連続の打点をマーク。「先輩方がつないでくれたチャンスでいい結果が出せてよかったです」と白い歯を見せた。
29日の2戦目には今季1号を放つなど長打力も向上。地道なトレーニングのたまもので「取り組んできたことが少し結びついている」と手応えをつかみつつある。
石井監督は「あの場面で三振はすごく嫌な雰囲気になってしまうところで前に飛ばすだけじゃく、よくヒットを打ってくれた。抜群に守備にしても打撃にしても走塁にしても一生懸命やってくれている」と目を細めた。
山崎、小深田と遊撃候補が並ぶ激戦区だった遊撃のポジションをつかんだ新リードオフマンがさらにチームを押し上げる。
(長井 毅)