【ソフトバンク】投打チグハグで「鷹の祭典」11連敗…初回無死満塁も無得点 伏兵にプロ1号献上

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2023.7.29(土) 20:54

6回、左翼線へ二塁打を放ったが生還できず、ベンチで悔しそうな柳田悠岐(カメラ・岩崎 龍一)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―4ロッテ(29日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクが今年で18年目を迎えた恒例イベント、専用ユニホーム着用の「鷹の祭典」で今季8戦全敗、昨季から11連敗を喫した。21年から直近20試合で1勝19敗の惨状で、今季は30日のロッテ戦(ペイペイD)の1試合を残すだけとなった。

 初回の“拙攻”が全てだった。試合前の時点で防御率6・75だったカスティーヨに対し、中村晃、牧原大、近藤の3連打で無死満塁と先制の大チャンス。しかし、柳田が空振り三振に倒れ、柳町が痛恨の二ゴロ併殺。4番、5番が好機を生かせなかった。

 先発の大関は0―0の3回。1死から9番・和田にプロ初本塁打となる先制ソロを献上。4回には先頭・石川慎に巨人からトレード移籍後初本塁打となる1号ソロを浴びた。初もの尽くしの2被弾でリードを許すと、6回には山口の2点二塁打で追加点を与えた。8回8安打4失点の力投も6敗目(4勝)。体調不良から1軍復帰後、5試合白星なしとなった。

 球団54年ぶりの12連敗の後、2連勝で本拠地に戻ってきたが、再び連敗で2カードぶりの負け越し。この日は正捕手の甲斐に代わり、捕手としてはプロ初スタメンの谷川原を起用したが、これで2位・ロッテ戦は6連敗を喫した。

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