西武・與座海人が今季初勝利も「57球」降板に松中信彦氏「今日の投球はほんと紙一重だった」
ベースボールキング
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2023.7.27(木) 06:54
西武・與座海人 (C) Kyodo News
◆ 「あまり調子は良くなかった」西武は26日、ロッテとの試合(ベルーナドーム)に5-3で勝利。先発の與座海人が6回途中1失点の好投で今季初勝利を挙げた。
4回までロッテ打線を1安打に抑え込む。5回に先頭の中村奨吾に右前打を打たれたのをきっかけに、無死二・三塁のピンチを招くと平沢大河の犠飛で1点を失う。しかしその後のピンチは抑え最少失点で切り抜ける。
6回のマウンドにも上がった與座は一死から友杉篤輝に二塁打を打たれ、その後二死三塁となった場面で降板。5回2/3、57球、被安打4の1失点と先発としての役割を最低限に果たしリリーフ陣に後を託すと、味方の援護もあり見事今季初勝利をマークした。
この試合の與座の投球について26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の松中信彦氏は「本人としてはあまり調子は良くなかったと思います。ロッテ打線がミスショットしていた場面が多かったので、57球という球数にも関わらず、松井監督は與座を交代させたのかなと感じましたね」と分析。
続けて「今日の投球はほんと紙一重だったので、6回途中での降板は仕方がなかったのかなと思います」と早めの交代は妥当であったとコメントした。
また同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「與座投手は良いピッチングをしている時はなかなか勝てなくて、この試合みたいにあまり調子が良くない時に今季初勝利を挙げたなど、ピッチャーの勝ちがつく、つかないことに関しては面白いなと思いましたね。1つ白星を挙げることが出来たので、今後もっと良い投球が増えてくると思うので期待しています」と昨季は10勝と大活躍だったサブマリンの後半戦の投球に期待を込めた。