【西武】育成右腕の豆田泰志投手が支配下選手に「同級生に追いつけた」
スポーツ報知
- ニュース
2023.7.21(金) 22:13
西武は21日、育成の豆田泰志投手と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は124から70に変わった。
埼玉・所沢市内の球団事務所で行われた会見に臨んだ豆田は、背番号が2ケタになったユニホームに袖を通して「やっと同級生に追いつけたというのはあります」と日焼けした顔を引き締めた。
173センチと投手としては小柄ながら右腕から投げ込むホップする速球が武器。3軍で調整していた5月、オリックス・山本のように左足を伸ばしてステップするフォームで投げてみると制球力がアップ。「足を上げる時とか考えすぎる部分があったので、そういう部分をなるべく減らして思い切り投げることだけを考えるようにしました」。5月31日の日本ハム戦(鎌ヶ谷)からの16試合は20イニングで1失点と好調を保っている。
昨年までは先発も務めていたが、今季はすべて中継ぎでの登板。渡辺GMは「リリーフの方が彼のよさが出るのではないかと。フォームを変えて非常に安定してきて、なおかつ結果も出てきている」と評価した。「藤川球児さんのような、真っすぐと分かっていても飛ばないような真っすぐを投げられるようにしたい」と豆田。この日、ナイターで行われたイースタン・リーグ日本ハム戦(ベルーナドーム)で1点リードの8回にマウンドへ上がり、背番号70での初登板を披露。1死から阪口に左越え二塁打を打たれたが、伸びのある速球で後続を断って無失点で切り抜けた。「背番号は変わってもやっていることは変わりません。支配下1試合目で少し力んでしまいましたが、ゼロ点でよかったです。1軍の戦力になれるよう頑張ります」とファンの前で宣言。「抑えだったり、勝ちパターンを任されたい」という大志の実現へ、一歩を踏み出した。
◆豆田 泰志(まめだ・たいし)2003年1月15日、埼玉県生まれ。20歳。浦和実から20年の育成ドラフト4位で入団。今季はイースタン・リーグで24試合に登板し、1勝1セーブ、防御率2・60の成績を残している。173センチ、88キロ。右投右打。
関連ニュース
・【写真】松井稼頭央監督、モデルの娘がハグ!親子ショット「ぱぱだいすき」
・【写真】松井稼頭央監督の美人妻、モデルの美人娘と2ショット
・【写真】松井稼頭央監督の美人妻、49歳誕生日に「魔法のメガネ」姿
・西武の監督、森友哉に激怒「許されることではない」
・【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅