【オリックス】判定騒動に中嶋聡監督は冷静「あの低さは取っていましたからね」8回に“命拾い”→延長戦勝利

スポーツ報知

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2023.7.16(日) 18:14

ソフトバンクに勝利し、ベンチ前で好投した宮城大弥(手前)を迎えた中嶋聡監督(カメラ・渡辺 了文)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―2オリックス=延長10回=(16日・ペイペイドーム)

 首位・オリックスが延長戦を制し、貯金を今季最多の16に増やした。2年ぶりの前半戦首位ターンも決まった。ポイントとなったのは8回2死満塁。先発・宮城が3ボール1ストライクから近藤へ外角低めの直球を投げ、コースも低さも際どいゾーンが、ストライクとコールされた。ソフトバンク・藤本監督は「完全なボールですから。ストライクやったら、こっちが謝ります」と怒りを爆発させた場面。中嶋聡監督「あの低さは(ストライクを)取ってましたからね。うちも取られていましたし」と冷静に振り返った。

 「助けられた部分はありますし、そこで流れが変わったかもしれないです」と正直に打ち明けた宮城は命拾いし、フルカウントからの直球で空振り三振。延長10回には4番・セデーニョが勝ち越しの4号ソロを放った。前半戦最後のカード勝ち越しも決め、ソフトバンクとは4・5差に。中嶋監督は「まだもう1試合あるので。何とかいい試合をしようと思います」と気を引き締めていた。

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