◆パ・リーグ　日本ハム２―３楽天（１３日・エスコン）

　日本ハムは楽天に敗れ、今季ワーストを更新する７連敗。東映時代の６９年以来、５４年ぶりとなる６試合連続の１点差負けとなり、借金は１２に膨らんだ。打線が再三の好機を生かせなかった。新庄剛志監督（５１）は試合後、野村佑希内野手（２３）の出場選手登録抹消を決断。代わって今川優馬外野手（２６）が昇格する。

　出場６戦ぶりに「４番」で抜てきされた野村が、４打数無安打。直近３戦連続スタメン落ちの悔しさも胸に試合に臨んでいたが、最後まで快音は響かなかった。７月の打率は１割台で「自分を見つめ直させるためにも向こうに。打席を経験させようかなと思っています」と指揮官。開幕４番も託された２３歳は「きょうの４番は、最後のチャンスだった。そこで結果を出せなかったのが悔しい。もうチャンスも多くない。圧倒的な成績を残せるように、やってきます。自分の課題は明確なので、そこを何とか克服できるように」と唇を嚙んで球場を後にした。

　今後は１５、１６日のイースタン・巨人戦（釧路、帯広）に出場する見通し。代わって２軍で打率４割３分８厘と好調の今川優馬が、約２か月半ぶりに１軍に復帰する。

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