【西武】栗山巧の追撃の2号ソロも届かず「毎試合、毎試合集中力を切らさずに出していけるか」
スポーツ報知
- ニュース
2023.7.9(日) 18:48
◆パ・リーグ オリックス11―5西武(9日・京セラドーム)
準備はできていた。3点を追う6回。西武・栗山巧は極限まで集中力を高めていた。マウンドにはこの日初めて対する宇田川がいた。「球は速いし、いいフォークボールも持っているので、ある程度積極的にいこうと」。初球、真ん中に飛び込んできた149キロの速球を見逃さない。よどみのないスイングから放たれたライナー性の打球が右翼席へ飛び込んだ。5月31日の阪神戦(ベルーナドーム)以来となる2号ソロ。「感触としては『どうかな』と思ったのですが、しっかり飛んでくれてスタンドに入ってよかったです」と息をついた。
連敗を7で止めるべく、7番・DHで6月11日のヤクルト戦(ベルーナドーム)以来の先発出場を果たした。4打数で1本塁打に終わっても「うまいこといくところと、いかないところはあるんですけど、1打席目にいい結果が出ていたらもっとよかった」と悲観はしていない。6回の一発で一時は2点差に追い上げたが、その裏に4失点。連敗は止まらず8に伸びても、しっかりと前を向く。「おのおのがいいところを引き続きやっていけるように、そこに集中してやっていくだけと思うんですけど。まあ、絶対いいものはあるはずなんで、それを毎試合毎試合、集中力を切らさずに出していけるか。頑張ります」。苦しい状況に置かれていても、西武には頼れるベテランがいる。
関連ニュース
・【西武】栗山巧が追撃の2号ソロ「スタンドに入ってくれてよかったです」
・【西武】松本航が3回7失点で降板「チームに申し訳ないです」
・【西武】古賀悠人が先制の1号ソロ「手応えもよかったです」
・【西武】高橋光成が5回5失点で今季2度目の7連敗「とにかく次です。次の登板で結果を出したいです」
・【西武】水上由伸投手が約3か月ぶりの登板で3人斬り「楽しかったですね」