日本ハム・郡司「結果出し続けたい」 移籍後3試合目でプロ入り初の猛打賞
ベースボールキング
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2023.7.2(日) 17:47
日本ハム・郡司裕也 (C)Kyodo News
○ 日本ハム 6 - 3 オリックス ●<11回戦・エスコンF>
中日からトレードで日本ハムに新加入した郡司裕也捕手(25)が2日、本拠地でのオリックス戦に「7番・指名打者」でフル出場。移籍後初打点となる左前2点適時打を放つなど、4打数3安打2打点の大活躍で移籍後初となる猛打賞をマークした。
6月30日の同カード初戦から3試合連続で先発出場。まずは2回の第1打席、オリックス先発・山岡からチーム初安打となる二塁打を左翼線へ運んだ。3回は6番・淺間の2点適時二塁打で2-1と逆転したあと、なおも二死二、三塁の好機で三・遊間を破る左前適時打。2走者を本塁に迎え入れ移籍後初打点を記録した。
7回の第4打席は4番手右腕・宇田川から痛烈な中前打を放ち、移籍後初となる猛打賞を達成。このカードは初戦4打数1安打、2戦目4打数2安打、そしてこの日は4打数3安打2打点と、計12打数6安打2打点の大活躍で移籍後の打率は.500となった。
試合後、プロ入り初のヒーローインタビューを受けた郡司は「みなさま初めまして、郡司と申します」と初々しくあいさつ。この日は『THE FIRST ROOF OPEN GAME(ファースト・ルーフ・オープンゲーム)』と題し、エスコンフィールド北海道の開閉式屋根が開かれた状態で公式戦を初開催。「めちゃくちゃ気持ち良くて最高の環境だと思います」と新天地の感想を語った。
移籍後初打点となった3回の適時打については「どさくさに紛れて打っただけなので、淺間さんが素晴らしいと思います」と謙遜。初打点と同時にプロ入り初の猛打賞も達成し、「ドラゴンズ時代はチャンスをいただいても結果を出せずもどかしい日々でしたが、今こうして新天地でチャンスをいただいて最初に結果が出たので、結果を出し続けたいと思います」と話し、ファンから大きな拍手を浴びた。