日本ハムの新加入コンビが上々のデビュー 解説陣も「生き生きとプレーしている」と高評価
ベースボールキング
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2023.7.1(土) 07:24
1回裏に移籍後初安打となる中前打を放つ日本ハム・郡司 (C)Kyodo News
◆ 「全打席で打撃内容が良かった」中日から日本ハムへトレード移籍した郡司裕也選手と山本拓実投手が30日、本拠地で行われたオリックス戦で2人揃って移籍後初出場を果たした。
郡司は「2番・指名打者」でフル出場。初回の第1打席、オリックス先発・山本由伸から中前打を放ち、移籍後初打席で初安打をマーク。その後の3打席は凡退も、8回の第4打席では右中間を破るかという大飛球を放つなど非凡な打撃センスを披露。新天地デビュー戦は4打数1安打だった。
山本は8回に3番手としてリリーフ登板。バックの好守にも助けられながら1イニングを1安打無失点に抑え、ファンの拍手を浴びながらマウンドを降りた。
新天地で上々のデビューを飾った2人について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「郡司は移籍後初ヒットがオリックスの山本由伸から。素晴らしいですね。山本拓実も良いピッチングでしたし、150キロ以上のストレートを投げれる投手なので、これからたくさん起用してほしいですね」と両選手を高評価。
また、同じく番組に出演した解説者の坂口智隆は「両選手とも生き生きしてましたね。試合に出場することを喜んでいるなと感じ取れました」と話したうえで、好投手・山本由伸から移籍後初安打を放った郡司の打撃については「全打席で内容がとても良かった。元々スイングが強い選手なんですけど、タイミングがしっかり取れていて、良いバッティングばかりでしたね」と手放しで称賛した。
新庄剛志監督も「全打席完璧だった」と大絶賛した郡司の打撃。さらに7月9日のロッテ戦では2人での“先発バッテリー”も予告されており、今後の活躍から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』