◆パ・リーグ　ソフトバンク３―２楽天（２９日・福岡ペイペイドーム）

　ソフトバンクが２試合連続逆転勝ちで４カード連続の勝ち越し。この日試合のなかった首位・オリックスとのゲーム差を０・５に縮めた。

　楽天・岸の前に７回まで４安打無得点だった打線だが、８回に逆転した。２番手・渡辺翔から無死一、二塁とすると、近藤が３番手・内の１４２キロスプリットを完璧に捉え、右翼席へ飛距離１３５メートルの特大１１号逆転３ラン。確信のバット投げを披露し、本塁打は早くも自己最多に並んだ。

　先発は大関。４０・６度の発熱があった体調不良から３０日ぶりの１軍登板だったが、初回１死満塁から鈴木の併殺崩れの間に先制されると、伊藤にも中前適時打を浴びて２点を失った。２回以降は修正したが、復帰戦は５回途中４安打２失点だった。

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