【日本ハム】北山が0封4勝 父の日に父の教えで快投…今季初カード3連勝へ導いた

スポーツ報知

  • ニュース

2023.6.19(月) 03:00

7回途中1安打無失点と好投した日本ハム・北山(カメラ・義村 治子)

◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―4日本ハム(18日・バンテリンドーム)

 日本ハムの北山亘基投手(24)が、圧巻の内容で自己最多となる4勝目を挙げた。18日の中日戦に先発し、5回まで完全投球。6回、先頭の石橋に中前打を許すも、6回2/3をこの1安打のみに抑え、自身最多タイとなる7三振を奪い、無失点の好投。チームを今季初の同一カード3連勝へと導いた。

 記録達成を逃した瞬間も、北山は冷静だった。5回まで打者15人を完全に抑えた。6回、先頭の石橋に中前打を打たれ、初めて走者を許した。「(意識は)そんなに。ランナー一塁だなと。元々、そんな(パーフェクトを)できるつもりないので」。そうほほ笑んだ通り、四球も出し1死一、二塁とするも、後続を断ち切った。「しっかり切り替えて、ランナーがいる時の投球をしようと思った」。平常心を貫き、7回途中までを無失点に抑え、今季初の同一カード3連勝につなげた。

 先発転向7試合目。取り組みが奏功し、自己最多の4勝目を手にした。「力感なく投げてストライクゾーンに質のいいボールが行けば、抑えられる確率は上がる。ギアを上げるところは上げて、コントロールが必要なところは7、8割」とメリハリをつけ、長いイニングに対応。5月28日の楽天戦からクイックの投法を取り入れ2勝1敗。「今はそれが安定している」と防御率は2・03に。勝利数より「防御率だったりイニングをどれだけ投げられたかを重視している」と言うこだわりを、結果で示した。

 自身初となるバンテリンドームでの登板に両親も駆けつけた。「小さい頃から、真っすぐは球速じゃなくてボールの質と言われていた」父の眼前で、堂々の投球を見せた。「小さい時は厳しく育ててもらって、過ごし方とか全部が今につながっている。すごく感謝してますし、試合で投げて恩返しできたらなと思っていた」。ウィニングボールは毎回、実家に送っている。父の日に7個目となる最高のプレゼントを贈れたことを喜び、日頃の思いを言葉にした。

 前回登板の11日阪神戦は、5回途中で6四球を出し1失点で降板。その際は厳しい評価だった新庄剛志監督(51)が「四球2個。いやー素晴らしかった。あれを続けてもらったら、2ケタは勝てる投手になる可能性は大」と称賛した北山の好投で、交流戦の勝率5割以上が確定した。(砂田 秀人)   

関連ニュース

【日本ハム】元メジャー右腕マーベル獲り Aクラス入りへ補強
【日本ハム】北山亘基が父の日に最高のプレゼント 両親観戦の中、自己最多4勝
【日本ハム】清宮幸太郎が今季初の「1番」で3出塁!新庄剛志監督の抜てきに応える
【日本ハム】北山亘基が5回まで完全投球も6回先頭打者に初安打浴びる
【日本ハム】伊藤大海のプロ初安打は、”礎”築いてくれた父・清光さんへの恩返し打…ちょっといい話

記事提供:

スポーツ報知