【オリックス】20歳山下舜平大が43歳石川雅規に勝利 リーグトップタイ6勝

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2023.6.18(日) 06:00

5回3失点で6勝目を挙げた山下(カメラ・清水 武)

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト5―8オリックス(17日・神宮)

 オリックス・山下舜平大投手(20)がヤクルト・石川との「23歳差対決」を制し、リーグトップタイの6勝目を挙げた。

 「子どもの頃から知っていました」。山下が生まれた2002年は、石川がプロ1年目で新人王に輝いた年。通算5勝(試合前時点)と185勝、年俸も700万円と9000万円。実績も経験もはるか上の球界最年長左腕に投げ勝った。

 「あまりイニングは見ず、一人一人と勝負していった」。自己ワーストの8安打で最多の105球。3回に山田の2ランなどで3失点したが、最速は156キロを計測し、5回3失点で2試合ぶりの勝利をつかんだ。

 9日のDeNA戦(京セラD)でプロ初黒星。「ほんまに、ごめんな…」。決勝点となる悪送球を犯した広岡から謝罪されたが、山下は明るく返した。「僕の出した四球(ピンチを招いた2四球)が悪いんです」。失敗を糧に成長し、中7日で四死球0だった。

 福岡大大濠高時代は通算3本塁打という打撃だが、3回のプロ初打席では石川から初安打を左前へ運び、記念球も持ち帰った。チームは貯金を今季最多タイの10とし、首位・ロッテにマイナス0・5ゲーム差(ロッテの貯金は9)。舜平大の頑張りで、交流戦優勝の可能性も残した。(長田 亨)

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