【日本ハム】新庄剛志監督の奇策ズバリ 1850日ぶり1番 江越大賀応えた中押し弾 阪神戦初勝利

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2023.6.10(土) 06:00

4回2死、右越えソロ本塁打を放ち鈴木健矢(右)とタッチをする江越大賀(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム4―0阪神(9日・エスコンフィールド)

 導かれるように、ウィニングボールは日本ハムのセンター・江越の元に飛んだ。新庄ハムが岡田阪神との公式戦初対決で快勝。セ首位相手に今季6度目の完封、連敗を3で止めた。就任2年、計4戦目で古巣に初勝利した新庄剛志監督(51)は「タイガースに育ててもらった。今日は勝ちたかった」とニッコリ笑った。

 「勘ピューター」が的中した。「出身で、何かやってくれそうな気がした」と阪神から新加入した江越を移籍後初、18年5月16日・DeNA戦以来1850日ぶりに1番で先発起用。「あれ打点付き。本塁打と同じ価値」と絶賛した初回2死一塁から三塁へのレーザービームに始まり、3―0の4回には、その江越が「振ったところに球が来ました」と西純の外角直球を監督直伝のコンパクト打法で右翼席へ。出場19試合ぶりの中押し4号ソロ。古巣への“恩返し”をアシストした。

 自ら獲得を熱望し「何とか花を咲かせたい。もう826回くらいアドバイスしてる」と熱血指導してきたまな弟子が大暴れ。虎党の前でお立ち台に上がった背番号37は「今日をすごく楽しみにしていた。阪神ファンの皆さん、明日も勝たせてください。お願いします」と本拠地を盛り上げた。

 9回は4点差で守護神・田中正を投入。今季初めて自らマウンドにも向かいナインを鼓舞するなど、並々ならぬ執念を見せた。就任1年目の交流戦は3連敗。阪神時代のチームメートで大先輩・岡田監督との試合前の会話を「ヒミツ[ハート]」と濁した指揮官の、華麗なる逆襲が始まった。(堀内 啓太)

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