【西武】盤石継投で逃げ切り勝ち 今季2勝目の隅田知一郎に「初回を1点で止めたのが大きかった」と松井稼頭央監督

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2023.6.9(金) 22:29

ヒーローインタビューでファンの声援に応える(左から)源田壮亮、隅田知一郎、長谷川信哉 (カメラ・佐々木 清勝)

◆日本生命セ・パ交流戦 西武2―1ヤクルト(9日・ベルーナD)

 西武は2回に長谷川信哉内野手の3号ソロと源田壮亮内野手の適時打で逆転に成功。5回1失点の先発・隅田知一郎投手から、6回以降はブルペン陣が無失点の継投で1点差を守り切り、3連戦の初戦を勝利した。

 カード初戦の白星は、5月16~18日の日本ハム戦以来、7カードぶり。盤石の継投での逃げ切りに、松井稼頭央監督は「久しぶりにカードのアタマを取れたということも含め、ナイスゲームですね」と笑顔で試合を振り返った。

 初回に隅田が1死も取れないまま失点する波乱の立ち上がりだったが、指揮官は「初回を1点で止めたのが大きかった。その後は徐々に良さが出た。古賀もいいリードだった。攻めるところ、緩急とか、打者によって変えていた」と、2回以降は走者を出しながらも連打は許さなかった左腕と、好リードで立て直した2年目捕手の奮闘を評価した。

 初戦を制し、次は3カードぶりの3連戦勝ち越しがターゲット。10日はエース・高橋光成投手が先発する。指揮官は「光成に勝ちをつけたい」と、連勝での勝ち越し決定を誓った。

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