◆日本生命セ・パ交流戦　楽天４―１阪神（６日・楽天モバイル）

　楽天の太田光が都市伝説を打ち破るタイムリー２本でチームを“爆勝”に導いた。０―１の２回２死満塁。左前へ逆転２点適時打を運び今季初の適時打をマーク。「１点取られた後だったので早めに追いつきたいと思っていた。点が取れて結果的に良かったです」。２―１の４回には２打席連続となる適時二塁打も放った。

　球場には地元出身で楽天ファンのお笑いコンビ・サンドウィッチマンが取材を兼ねて観戦。ファンの間では以前から「来場すると負ける」―が定着しており、実際に今季も４月１１日オリックス戦（楽天モバイル）で０―６で完敗した。もちろん昨年までも勝率は悪く、２１年には突っ込み役の伊達が「もはや、呪い扱い。。」とブログに書くほどだった。

　お立ち台では爆笑問題・太田光よろしく、則本と即席コント。則本の「明日、雨降ると思うので球場に来る人はカッパを持ってきてください」に女房役は「明日は絶対晴れます。雲一つないです」と軽妙なやりとりで１万６０２８人を笑わせた。連敗を３で止めたチームだけでなく、不遇のサンドウィッチマンをリードとバットで救った太田は最後までご機嫌だった。（内藤　菜月）

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