【ソフトバンク】有原航平、947日ぶりNPBマウンドで6回2/3自責0 大関友久が体調不良で代役先発

スポーツ報知

  • ニュース

2023.6.7(水) 05:50

7回途中まで1失点の好投を見せた有原航平(カメラ・義村 治子)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2×―1DeNA(6日・PayPayドーム)

 福岡のファンに認められた証しだった。7回2死一塁、ベンチに引き揚げるソフトバンク・有原航平投手(30)に球場中から拍手が送られた。NPBでは日本ハム時代の20年11月1日以来947日ぶり、移籍後初登板先発で6回2/3を5安打1失点(自責0)。勝ち星こそつかなかったが、チームは今季5度目のサヨナラ勝ちを収め「自分らしい投球ができた。貢献できてうれしい」。米国ではなかった100球超え。充実感のある102球だった。

 大関が体調不良で登板回避したことで出番が巡ってきた。最速152キロの直球を軸にチェンジアップなど多彩な変化球を交えた。2年間のメジャー時代に学んだのは内角の重要性。ツーシームを胸元に食い込ませ、9本のゴロアウトを重ねた。

 19年に15勝で最多勝に輝き、21年にポスティングシステムでメジャーに挑むも3勝。3年総額12億円の大型契約で3年ぶりに日本球界復帰した。しかし、春先から状態が上がらず、2軍でも8試合で防御率3・83。藤本監督は「(報告では)状態はそんなに良くなかったけど、1軍で投げればギアが上がるのかな」と“予想外”の好投をたたえた。

 有原にとって、日本に帰る決断をした理由は単純明快だった。「とにかく投げたいというか、先発をやりたかった。年齢的にもチャンスは少なくなりますし」。投げることに飢えていた。「(開幕から)2か月遅れてしまいましたけど、ここからしっかりやっていけるように」。新しい野球人生がスタートした。(中村 晃大)

関連ニュース

【写真】電撃婚の石川柊太、元SKEの美人妻とラブラブ2ショット
甲斐拓哉の妻、育成時代から支え続けた
【写真】柳田悠岐、かわいい第2子!
【写真】工藤公康元監督の長女、パパそっくり
【衝撃】6億円→3500万円…通算5億6500万円の減額は球界最大幅

記事提供:

スポーツ報知