オリックス・山本由伸投手（２４）が５日、５年ぶりのＧ倒星を誓った。６日の巨人戦（京セラＤ）の先発に向け、「しっかり一人一人と勝負をして、いい投球がしたい」と気合十分。セットアッパー時代の１８年６月３日以来となる白星を目指す。

　前回対戦は１９年６月１８日の東京Ｄ。６回３失点にまとめた一方、岡本和と丸に一発を浴びた。特に不動の４番には通算被打率８割（５打数４安打）を許している。「岡本さんはＷＢＣでも一緒。（先発だと）年に１試合しかシーズンではできないですし、楽しみ」。３月のＷＢＣ世界一の喜びを味わった侍メンバーとの真剣勝負を心待ちにした。

　目下、自身３連勝中と勢いに乗る。「しっかりチームの力になりたい」。２１年の交流戦ＭＶＰ右腕がリーグ首位固めへ、チームを連勝街道に導く。（小松　真也）

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