【日本ハム】巨人に圧勝で2カード連続勝ち越し 打線爆発で14安打10得点 野村佑希が復活の3ラン

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2023.6.4(日) 17:08

3回2死一、二塁、左越え3ラン本塁打を放つ野村佑希(投手は松井颯、捕手は大城卓三)(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―10日本ハム(4日・東京D)

 日本ハムは東京Dで巨人に大勝し、交流戦開幕から2カード連続の勝ち越しを決めた。2日に2ケタ安打&8得点と奮起した打線が、今季最多タイの14安打、10得点と再び爆発。先発の2年目右腕・北山亘基投手は7回3失点で3勝目を挙げ、打ってもプロ初打席初安打を含む2打席連続タイムリーと“自援護”した。

 打線は1点を追う2回、8番・北山の左前打、9番・細川凌平の右翼線二塁打と2本の適時打で逆転に成功。3回は2死一、二塁から6番・野村佑希が、同学年で花咲徳栄高時代のチームメート・松井颯から21試合ぶりの6号3ランを放った。

 野村は前日スタメンを外れ、途中出場から9、10回の好機で2打席連続三振。試合後に新庄剛志監督から「チャンスは与えている。モノにできなかったらそれまでの選手」とハッパをかけられていた。猛ゲキに一発回答した22歳は「同級生に負けたくなかったし、監督に『リラックスして笑顔で』と言われて、いい状態で打席に入れた」。6回にも痛烈な中前打を放ち、8戦ぶりのマルチ安打を記録した。

 6回も北山の適時打、細川のスクイズ、加藤豪将の3試合連続打点となる中前打などで4得点。その後も着実に加点し、計10点で圧勝した。

 猛打賞を記録したドラフト3位ルーキーの加藤豪は、デビューから出場8戦連続安打となり、1966年のドラフト制後の新人では18年の清宮幸太郎を抜き、最長となった。

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