捕手出場時は“打率.500” 日本ハム・マルティネスの躍動に谷繁氏「ここまで違うんですね」

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2023.6.3(土) 07:34

日本ハムのA.マルティネス (C) Kyodo News

◆ 一塁・指名打者での出場時は打率1割台と苦戦

 日本ハムは2日、敵地での巨人戦に8-2で快勝。交流戦の成績を3勝1敗とし、4試合を終えた段階で交流戦順位で首位に浮上した。

 この日は中軸が大暴れ。4番の万波中正が4打数3安打1四球と出塁すると、5番を打つアリエル・マルティネスも3安打と奮起。4回には万波を二塁に置いて同点の適時二塁打を放ち、5回は点差を広げる7号2ランと3安打で3打点の大活躍を見せた。

 2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏も「やっぱりパワーがありますね」と驚きながら、7号2ランの打席については「入ってくるカーブにうまく対応している。こういう打撃ができれば今後も打ちますよ」とさらなる活躍に期待を寄せた。


 また、番組内ではA.マルティネスの“ポジション別成績”が話題に。今季は42試合の出場で打率.250、本塁打7という数字が残っている中、捕手出場時に限ると打率.500で4本塁打と一気に成績が向上する。

 一塁の出場時は打率.188、指名打者でも同.190と苦戦が目立っているだけに、谷繁氏も「成績を見てびっくりしました。ここまで違うんですね」とコメント。「本人も捕手をやって打席に入る方がリズムが良いんでしょうね。キューバ代表でも捕手をやっていましたから」とし、新天地で“定位置”を確保しつつある27歳に熱い視線を送った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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