首位ロッテ、貯金10で交流戦へ 朗希6回2失点で4勝目、中村奨V弾含む3打点

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2023.5.28(日) 17:34

佐々木朗希 [写真=北野正樹]

● ソフトバンク 5 - 9 ロッテ ○
<10回戦・PayPayドーム>

 敵地で快勝したロッテは再び貯金「10」。パ・リーグ首位で30日から始まる交流戦に臨むことになった。

 先発の佐々木朗は、右手中指にできたマメの影響で5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来の登板。2回に最速164キロを3度計測するなど、マメの影響を感じさせない快投で序盤3イニングを6三振含むパーフェクトで終えた。しかし3点リードで迎えた4回、先頭の1番・中村晃に遊撃への内野安打を許すと、続く牧原大には右中間突破の適時三塁打を浴び失点。3番・近藤には左犠飛を許し2点目を失った。

 それでも5回は再び3者凡退で終えると、6回は先頭の中村晃に右前打を許すも、最後は近藤、柳田を連続三振斬り。しっかりと1点リードを守り、6回82球、3安打2失点、9奪三振1四球の好投で開幕から無傷の4勝目を挙げた。

 打線は初回、この日31歳の誕生日を迎えた3番・中村奨が、3号2ランを左翼席へ運び先制。2回も中村奨の左前適時打で3点目を加えた。1点差で迎えた7回は、4番・ポランコが弾丸ライナーで右翼席へ飛び込む5号3ランを放ち6-2。続く8回もポランコの右越え2点適時二塁打などで3点を加え、3・4番の二人で8打点を叩き出した。

 救援陣は7回・坂本、8回は西村が1イニングずつ無失点。7点リードの9回に廣畑が3点を返されたが、攻撃陣のダメ押し点が効き、勝ちパターンを使わず逃げ切った。

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