◆パ・リーグ　西武０―３オリックス（２７日・ベルーナドーム）

　森が全３打点を挙げ、オリックスが今季初の５連勝を飾った。

　「ライオンズのエース。打ち崩せば流れは来る」。初回２死三塁、高橋の低め１５２キロをたたき、４月２６日以来となる６号の先制２ランを右翼席に運んだ。昨季まで西武でバッテリーを組んだ高橋に今季１０打数１安打３三振と抑えられていたが、開幕戦以来のベルーナＤでの一発で、古巣・西武戦で初の勝利打点。チームも高橋に昨年４月から７試合勝ちなしの３連敗を喫しており、中嶋監督も「先制点がほしい場面で、森友哉がよく打ってくれました」と勝負強さに感謝した。

　右足故障で離脱していた今月中旬、奈良・大神（おおみわ）神社を参拝した。友人に勧められたパワースポット。「気（き）も水もすごく良かったです」。湧き水も口にして、心身を整えて、１０日間で再昇格した。

　主砲は９回にもダメ押しの二塁打を放ち、首位・ロッテに０・５ゲーム差へ接近。貯金８は１０日以来の今季最多タイ。「いい雰囲気で交流戦に行きたい」と声を弾ませた。（長田　亨）

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