西武・髙橋光成 (C) 産経新聞社

● 西武 0 － 3 オリックス ○
＜11回戦・ベルーナドーム＞

　西武は今季7度目の完封負けで今季最長の4連敗。直近8試合で7敗目となり、借金は今季ワーストを更新する「8」に膨れ上がった。

　またしても打線がつながりを欠いた。オリックス先発・山﨑福に対し8回まで7安打を記録するも、2度の併殺を喫するなど拙攻の連続。さらに2度の盗塁失敗も重なりゼロ行進が続いた。

　3点を追う9回は2番手・ワゲスパックに対し一死二、三塁の好機を作るも、4番起用された渡辺は空振り三振。続く源田は逆方向へ鋭い打球を放つも三塁手の正面をつくライナーとなり本拠地ファンのため息が漏れた。

　先発の高橋光成は初回、二死三塁で昨季までバッテリーを組んでいた4番・森に右翼席への2ラン被弾。2回以降は我慢強くゼロを刻んだが、続投した9回にも森に左翼線への適時二塁打を許し、9回110球、7安打3失点の力投も実らず2敗目（4勝）を喫した。