ソフトバンク・和田毅 (C) Kyodo News

● 日本ハム　1 － 2　ソフトバンク ○
＜10回戦・エスコンF＞

　パ・リーグ2位のソフトバンクは、ロースコアの接戦を制し3連勝。NPB史上93人目となる通算2000投球回を達成した和田毅投手（42）のメモリアルゲームを白星で飾った。

　ソフトバンクは、初回に和田が2番・ハンソンにNPB初本塁打となるソロアーチを浴びるも、直後の2回に6番・栗原陵矢が上沢直之から5号2ランを放ち逆転。

　2回を投げ終えたところでNPB通算2000投球回に到達した日米通算22年目のベテラン左腕は、5回82球を投げ3安打1四球1失点で勝利投手の権利を持って降板し、6回以降はリリーフ投手陣がノーヒットリレーで締めくくった。

　勝利投手となった和田は自身3連勝で、チームトップタイおよびリーグ2位タイの今季4勝目（1敗）。試合後のヒーローインタビューでは「怪我もありましたし、1年半投げられなかった肩の故障もありましたけど、本当にたくさんの方に支えられてここまでこれた。まだまだ投げられるように頑張っていきたいと思います」と周囲のサポートに感謝した。