【西武】金子侑司が勝利につなげる好打&好守「1打席ずつ自分のやれることを」

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2023.5.20(土) 19:01

8回、外崎修汰適時打で生還する金子侑司

◆パ・リーグ ソフトバンク0―1西武(20日・ペイペイドーム)

 つなぐ気持ちで勝利を呼び込んだ。8回1死。西武・金子侑司外野手は7球目の139キロのカットボールを中前へ。次打者・若林の遊ゴロで二塁へ進むと、外崎の左前打で決勝のホームを踏んだ。「トノがよく打ったと思います」と外崎をたたえた。

 大きかったのは一塁での走塁。若林の打席でカウント2―2からスタートを切り、併殺を阻止。「併殺になるよりかはと思って。結果的に大きかった。スタート切ってよかったと思います」と振り返った。

 守りでも勝利に貢献した。1点を先制した直後の8回1死一塁。今宮が放った左翼ファウルゾーンフェンス際への飛球を体を張って捕球。「守備は愛斗がいつも言っていますけど。当たり前のことだと思うので」とサラリと言った。

 この日は5日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる先発出場だったが、攻走守で勝利に貢献。松井監督は「ユウジがあそこ(8回1死)で出てくれたの非常に大きかった。8回のプレーもそうでしたし」とたたえたが、「何もできていないので、1打席ずつ自分のやれることをやっていきたいと思います」と謙そん。2度の盗塁王を獲得したスピードは誰もが認めるところ。上位浮上へ、金子の力は欠かせない。

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